学ぶ・知る

「中高生のSDGs動画コンテスト」 武庫川女子大などが共同で企画

(左から)武庫川女子大経営学部1年・藤田彩さん、2年・壷内咲花さん、2年・幡中葵さん、2年・中谷若奈さん

(左から)武庫川女子大経営学部1年・藤田彩さん、2年・壷内咲花さん、2年・幡中葵さん、2年・中谷若奈さん

  • 36

  •  

 武庫川女子大学 (西宮市池開町)など全国8大学の学生が現在、中高生にSDGsの動画コンテンツの投稿を呼び掛けるコンテスト「#SASS2021 第2回大学生による中高生のためのSDGs/サスティナビリティアワード」を行っている。

[広告]

 第1回の昨年は全国25校から143作品が集まった。2年目の今回は「SDGsを考え行動し発信する」をテーマに、 2~5 分の映像を全国の中高生から募集。中高生が自ら課題を設定、動画を制作することで、「課題を解決する力と表現する力を育む」ことを狙う。併せて、コンテストを通して同世代や大学生、企業が双方向につながり、「社会を変える広がり」を生み出す目的もあるという。

 運営は、同大経営学部の4人をはじめ、慶応慶應義塾大学、千葉大学、関西大学など全国8大学の大学生約20人。オンラインで打ち合わせを重ね、イベント企画や審査、教材作り、広報などのパートに分かれて活動している。

 イベント企画では、武庫川女子大学附属高校で夏休みに「フードロス」を考えるオンラインイベントを開いたほか、各地の高校で SDGs に関するPBL(問題解決型授業)の授業を大学生が担当。教材パートでは、SDGsのゴールについて世界の取り組み事例などを解説するデジタルワークブックを制作している。一次審査も学生が行い、最終審査に進む作品を選ぶ。

 イベント企画パートのリーダーを務める同大経営学部 2 年の壷内咲花さんは「中高生は SDGsについて学ぶ機会は多いが、自ら発信する機会が少ないのでは、と感じている。コンテストがさまざまな出会いにつながり、視野や行動範囲が広がって、次のアクションを起こすきっかけになれば。多くの中高生に参加してほしい」と呼び掛ける。

応募締め切りは2月15日。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース