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大手前大学で「プレゼンフェスタ」 自分の目標を可視化し発表

パワーポイントを駆使しながらプレゼンする学生

パワーポイントを駆使しながらプレゼンする学生

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 大手前大学(西宮市御茶屋所町)で2月6日、全学プレゼンテーション大会「プレゼンフェスタ」が開催された。同大教育方針の下、グランドデザインとして掲げた学びの成果を、プレゼンテーションを通して可視化するのが狙い。

 リベラルアーツ教育を導入する同校は、在籍学部以外の学部の講座受講や移籍も可能。「幅広い視野で自分の将来像を見つめ、知識を得ることが可能な環境を設けている」という。10回目となる今年のテーマは、1年=「キャリア・インタビューを経て」、2年=「私のキャリアプランニング」。1年は自身の進路設計における「キャリア選択」を意識しながら、社会人として活躍するための能力育成と人の話を聞くスキルの習得が目的。2年は、社会人基礎力の基盤となるプレゼンスキルやマナーの獲得と、次年度以降のゼミ・卒業研究の履修・メジャー選択に対する動機付けが目的。必須科目で1、2次予選を通過し、選抜された1、2年生12人がグランプリを競った。

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 司会進行、ライブ配信にはメディア芸術学部映画演劇専攻の学生も参加。コロナウイルス感染防止の観点から、発表者以外の学生は動画の視聴となった。審査委員長は鳥越晧之学長が、審査員は同校各学部の担当教員が務め、外部審査員に、西宮市役所産業文化局局長の岩崎敏雄さん、西宮商工会議所常務理事・事務局長の野島比佐夫さん、西宮市大谷記念美術館館長の越智裕二郎さん、朝日新聞社大阪本社代表室主査の外園周二さん、一般社団法人都市文化観光研究機構代表理事・観光ジャーナリストの矢下幸司さん、教育ボランティア代表の栗山和江さんを招いたほか、学生審査員として同校各学部3年生4人と国際看護学部2年生1人が参加。

 審査は「技術・内容・その他」の3項目に分け、発表態度や視覚資料の効果的活用、論旨の一貫性と説得力の有無、視点の独創性の有無、質問を理解した的確な応答の有無など5段階で評価。発表制限時間前後15秒以内に収まれば、さらに10点加算された。

 ベストプレゼンターは、1年=「視点を変える」と題し、さまざまな視点から見ることで選択肢を多く見つけることの大切さを述べた東大樹さん、2年=「今後のキャリアにつなげるために」と題し、「人の価値観を柔軟に受け入れ、人のために考えを形にすることが楽しくやりがいがある」と話した池田玲奈さんが受賞。パワーポイントの独創的な見せ方も審査員から高評価を得た。