甲子園球場で4月30日、プロ野球平成最後の試合となる阪神対広島戦が行われ、阪神タイガースが8対3で勝利した。入場者全員に「平成最後の一戦 観戦証明書」が配布された。
阪神OBの井川投手と矢野監督がバッテリーを組んだ平成最後のファーストピッチ
同試合は30日唯一のナイトゲームで文字通り平成最後の一戦。多くの平成最後の記録が生まれた。最後の勝利投手は先発して7回を3安打無失点に抑えた阪神・秋山拓巳投手、最後のホームランは広島・バティスタ選手、最後のヒットは8回裏にスリーベースを放った阪神・糸原健斗選手、最後の三振は広島・安部友裕選手、最後のバッターは広島・會澤翼選手、平成のプロ野球を締めくくる最後の1球を投じたのは阪神・岩崎優投手となった。
球場で観戦していた西宮在住の40代女性は「昭和時代から観戦に来てた甲子園で平成最後の試合を見られて感慨深い。令和になっても甲子園で応援したい」と興奮気味に話していた。