NPO法人「なごみ」（西宮市東鳴尾町）が運営する「まちCafe（カフェ）なごみ」に11月18日、福井県物産コーナーが開設される。

　当日はオープン記念イベントを開催。福島県のソウルフード「タイカツ」を使った定食を特別メニューとして提供する。焼きサバずし、羽二重餅、梅どら焼きなど、物産の販売や試食も行う予定。

　福井県勝山市にある恐竜博物館にちなみ、恐竜の着ぐるみと写真撮影ができるコーナーも設ける。福井県にちなんだ商品が当たるガチャガチャも用意する。

　物産コーナーに当たり、関西学院大学人間福祉学部4回生の油幸歩さん、国際学部3回生の上福彩巴さん、熊野楓香さんらが準備をサポート。同NPOが実施するセミナー「ふるさとのがっこう」で福井県について学んだことをきっかけに、福井県大阪事務所の協力で今回のオープンへとつながった。

　「焼きサバずしや梅のあられなど、物産品がとてもおいしく感動した。関西人は福井県についてあまり知らないうえ、商品を買える店もない。だったら、ここで買えるようにしようとコーナーを設けることになった」と油さんは振り返る。

　「福井県は意外と関西から行きやすい場所。おいしいものが豊富にあり、美しい景勝地の東尋坊や福井県立恐竜博物館など名所も多い。このイベントをきっかけに、ぜひ福井県を訪れてみてほしい」と呼びかける。

　営業時間は11時～15時。。