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西宮北口駅前に「ハルヒ時計」5年ぶり復活-4月12日に除幕式

西宮北口駅前に5年ぶりに復活した「涼宮ハルヒの憂鬱」登場の時計塔

西宮北口駅前に5年ぶりに復活した「涼宮ハルヒの憂鬱」登場の時計塔

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 西宮北口駅前の「にしきた公園(西宮市甲風園)」で3月27日、2009年に撤去された時計塔が5年ぶりに復活した。ライトノベルやアニメで人気の「涼宮ハルヒの憂鬱(ゆううつ)」のファンの呼び掛けにより、同市が時計塔の復元を検討、復活に至った。4月12日には同公園で除幕式も開かれる。

2007年4月7日に撮影された時計塔撤去前の公園

 1993年に「にしきた商店街」の寄付で設置された時計塔は、「北口駅前公園」(現「にしきた公園」)の地下駐輪場工事による解体と同時に2009年7月に撤去。当時、同市在住で撤去作業を見守っていたハルヒファンの主婦・中嶋尚子さん(32)により行方が判明し、一部のファンの間でのみ存在が知られていた。

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 人気ライトノベル「涼宮ハルヒの憂鬱」は、アニメ化にあたり作者・谷川流(ながる)さんの出身地である同市市内で大規模なロケハンを行った。涼宮ハルヒ率いる「SOS団」の集合場所として、「北口駅前公園」がアニメに登場。アニメのロケ地を巡る「聖地巡礼」を楽しむファンが多数訪れ、アニメに描かれた時計塔は撮影スポットとして親しまれていた。

 「私が追っていった時計塔が復活したと分かった時、信じられない思いと喜びで胸がいっぱいになった。ハルヒに出てくる『聖地』が姿を消している中、時計塔復活はなかなかないこと。西宮が舞台となっているハルヒの小説やアニメを手に取るきっかけとなれば」と中嶋さん。

 「商店街の活性化につながれば」と同市市役所産業部長・岩崎敏雄さん。同じく時計塔の復活に携わった同市市役所公園緑地課の藤原隆之さんは「商店街との話し合いでいったんは処分したが、ファンの要望が大きかったため市で引き取った。当時より場所は10メートル南に移動しているが、短くなっていた骨組みも新たに継ぎ足して設置した。公園利用者に使ってもらえれば」と話す。

 4月12日には地元商店街や自治会主催の東日本大震災の被災地支援イベント「にしきた・ゆっくり祭り」で、時計塔の除幕式も行われる。イベントの開催時間は13時30分~15時30分。除幕式は15時から。

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