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西宮市民会館で映画「にしきたショパン」上映会 ミニ演奏会・写真コンテストも

映画「にしきたショパン」プロデューサーの近藤修平さん(右)と西宮市文化振興財団の田中智衣さん(左)

映画「にしきたショパン」プロデューサーの近藤修平さん(右)と西宮市文化振興財団の田中智衣さん(左)

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 映画「にしきたショパン」特別上映会が9月3日、西宮市民会館(西宮市六湛寺町)アミティ・ベイコムホールで開催される。西宮市文化振興財団(TEL 0798-33-3111)、兵庫県映画センター、にしのみや若者応援BANKらが主催。

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 兵庫県立西宮高校、神戸女学院のヴォーリズ建築の講堂、夙川公園など、西宮が舞台となっている同作品。ピアニストを目指す2人の高校生が、阪神淡路大震災や局所性ジストニアなどの試練に襲われ、苦悩しながらも「魂に響く音」を追い求めていく物語。竹本祥乃監督の初の長編作品で、マドリード国際映画祭では最優秀作曲賞を受賞した。

 当日は、ピアニスト役を演じた野々村亜梨沙さん(県立西宮高校出身)がミニ演奏会を開き、同昨プロデューサーの近藤修平さんがナビゲートする。当日は、絵コンテや写真を展示するほか、西宮ゆかりの物販コーナーも設ける。英語字幕付き、バリアフリーゾーン拡大で、「海外の方や車いすの方でも楽しんでもらえるよう工夫した」という。

 「にしのみや若者応援BANK」メンバーが中心となり、上映会の「盛り上げ隊」を結成、オリジナル企画や運営ボランティア募集も行う。市民参加型の写真投稿コンテスト「わたしのすきなにしのみや」も企画し、現在、インスタグラムで写真を募集している。西宮の好きな場所などを写真に撮ってエピソードを添えて応募し、上映会当日に賞を発表。西宮市内の大学に通う学生が監督らに行ったインタビューも現在、ホームページで公開している。

 阪神淡路大震災当時、主人公と同じく高校生だった同メンバーの松村真弓さんは「震災で人生が変わったと思う人は大勢いると思う。私も音楽を志していたので、この映画に対しての思い入れは人一倍。盛り上げ隊は中学生からシニアまで西宮を映画で盛り上げたいというメンバーばかり。あらゆる世代に見てほしい」と呼びかける。

13時15分開場、14時開演。チケットは、一般=前売り1,300円・当日1,500円、30歳以下=500円。
西宮市文化振興財団のホームページで予約を受け付ける。

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