阪急西宮ガーデンズで4月20日、「2019春 星空案内in西宮ガーデンズ」が開催される。主催は星のソムリエ@西宮。
2009年に始まり今年で39回目となる同イベント。「おいしいワインを選んでくれるソムリエのように、星空や宇宙の楽しみ方を教える」がコンセプトの民間資格「星空案内人」の資格取得者4人が「西宮には星を見るための施設がないので、もっと気軽に星空を楽しんでほしい」と「星のソムリエ@西宮」を結成。同会場で季節ごとに年4回、観望会を開催している。
当日は4階スカイガーデンに大小12台の天体望遠鏡と1台の双眼鏡を用意。春の夜空に白く輝くおとめ座のスピカやしし座のレグルスなど、春の代表的な星々の姿を星のソムリエの解説を聞きながら観察する。
今回は肉眼では1つに見えるのに実際は2つの星が並ぶ「二重星」もテーマの一つ。北斗七星の2等星ミザールと傍らの4等星アルコルは二重星で、漫画「北斗の拳」に登場した「死兆星」はアルコルの別名。天気が良ければ確認できるという。
代表世話人の川﨑忠昭さんは「買い物のついでに、仕事帰りに気軽に立ち寄って、身近に星の不思議さ、星空ロマンを感じてほしい」と話す。
同ガーデンズホールでは、甲南大学天文同好会による「出張!プラネタリウム上映会」、同木の葉のステージでは「たそがれコンサート」と「星空トーク」が行われる。
「出張!プラネタリウム上映会」は14時~19時15分。30分間隔で開催、各回定員12人。参加無料(要整理券)。「たそがれコンサート」は17時~17時30分、「うららんの星空トーク」は19時~20時(各参加無料)。観望会は19時20分~20時30分(参加無料)。悪天候中止。