苦楽園・夙川地域一帯でキャンドルにちなんだ催しが多数行われるイベント「苦楽園・夙川キャンドルナイト」が12月21日、開催される。
「夏至と冬至に電気を消してキャンドルをともして、いつもと違うスローな夜を過ごそう」がコンセプトの同イベント。今年で5年目、今回で10回目を迎える。メーンイベントの「キャンドルインスタレーション」は今回から場所を変え、初めて夙川公園(西宮市結善町)で行う。大きさや形、色もさまざまな多数のキャンドルをともして幻想的な空間を演出する。
但馬銀行苦楽園支店駐車場では13時から、関西で活躍するキャンドル作家が集まってキャンドルの販売と、キャンドル作りを教える「マルシェ&ワークショップ」を開催。16時20分から上島珈琲店本店の店内で行う「キャンドルナイト音楽会」では小学生デュオによるバイオリン演奏2曲とハーブユニット「lapan a queue」によるハーブ演奏4曲を披露する。「こどもキャンドル&コーラス」「『えほんのよみきかせ』と『おえかきとうろう』」「苦楽園フリマ散歩」など他にも大小さまざまな18の企画を用意する。
「キャンドルナイトという名前なので夜から来る人が多いが、ワークショップやマルシェなど昼からやっているイベントも多いので見逃さずにチェックしてほしい」と同実行委員の上原英司さん。「大人から子どもまで誰でも参加できるキャンドルサミットのワークショップはいつも人気。キャンドル製作に少し時間がかかるので、お目当ての人は早めに来てほしい」とも。「苦楽園夙川の街のイベントとして10回目を迎えるキャンドルナイト。皆さんのおかげで続けて来ることができた。今回もたくさんの人にお楽しみいただければ何より。12月21日は苦楽園へ」と来場を呼び掛ける。