西宮フレンテホール(西宮市池田町)で6月12日、往年の宝塚歌劇団員らが出演するコンサート「マイ ソング・マイ タカラヅカ」が開かれる。
花組で組長を務めた但馬久美さんや雪組・星組で娘役トップスターを歴任した東千晃さんら元「ヅカ・レディー」(=同歌劇団員)10人が出演する同コンサート。ホール開場20周年事業の一環として、同施設の運営にあたる西宮市文化振興財団と西宮市が主催する。
コンサートの副題は「すみれ花咲き、愛みちて100年」。引退後も現役で舞台に立ち続ける10人が、今年で創立100周年を迎える同歌劇団が受け継いできた名曲のほか、それぞれのレパートリーなどを歌う。歌の合間にはトークショーも展開。現役時代の思い出などを披露する。
「100周年では、名作『ベルサイユのばら』が再演されるなど話題が数多い」と同劇団ファンの赤松香織さん(たつの市在住)。「今回のような催しもファンとして楽しみなところ。駆け付け耳を傾けたい思いでいっぱい」と期待を寄せる。
開演は、昼の部=14時、夜の部=18時。開場は昼夜とも30分前。料金は、一般=3,300円、25歳以下と65歳以上=2,800円。詳しくはホームページで確認できる。