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住みたい街ランキング、関西圏では「西宮北口」が1位-「夙川」も上位に

「西宮北口」駅の利便性イメージをけん引すると見られる同駅近くの大型商業施設「阪急西宮ガーデンズ」(西宮市高松町) © Wiki

「西宮北口」駅の利便性イメージをけん引すると見られる同駅近くの大型商業施設「阪急西宮ガーデンズ」(西宮市高松町) © Wiki

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 リクルート住まいカンパニー(東京都千代田区)が今月、調査結果を発表した2014年「みんなが選んだ住みたい街ランキング 関西版」で、「西宮北口」が総合1位に選ばれた。

7位には「夙川」がランクイン

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 同調査は、関西(大阪府・兵庫県・京都府・奈良県・滋賀県・和歌山県)に住む20~49歳の男女2100人を対象にインターネットでアンケートを実施したもの。西宮市内では、1位に「西宮北口」(阪急神戸線・今津線)が、7位に「夙川」(同神戸線)が、それぞれ入った。同様に50~69歳の男女600人が対象の調査では、1位=夙川、2位=西宮北口。いずれの調査でも男性は利便性を、女性はブランド性を、それぞれ重視する傾向が見られ、阪神間の中間点に当たり交通の便に恵まれるとともに、いわゆる高級イメージが定着する阪急神戸線沿線の住宅地を抱える西宮市の2駅が上位に食い込む結果となった。

 西宮経済新聞の林拓真編集長は「例年、2駅は上位に入る。結果は予想通り」と冷静に受け止める一方、イメージ先行で2駅が選ばれてきた事実には「西宮は高級住宅地のみならず、さまざまな顔を持つ都市。下町があれば巨大団地もあり、埋め立て地や工業地帯のほか、六甲の山並みを越えた北部には中山間地や大規模開発によるニュータウンも広がる。市内にキャンパスを構える大学数は10を超え、酒蔵に甲子園、甲山といった観光資源もあって、特定のイメージで語り尽くせるものではない」と同市の多様性をアピール。同時に、「コンテンツに恵まれながらも情報発信力に欠けることがイメージ先行の理由ではないか」と指摘する。

 「魅力の発信にメディアが果たす役割は大きいと確信している」と林編集長。「『西宮から世界へ』をモットーに、この街が移り変わる様子と街を拠点に活動する人々の姿を丹念な取材で紹介していきたい」と意気込む。

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