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甲子園駅に新・臨時改札口-球場へスムーズ、センバツ開幕に合わせ供用開始

大規模改良工事が進む阪神電鉄甲子園駅(西宮市甲子園七番町)の完成予想図。同駅に掲出の看板を撮影(3月25日)

大規模改良工事が進む阪神電鉄甲子園駅(西宮市甲子園七番町)の完成予想図。同駅に掲出の看板を撮影(3月25日)

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 阪神電鉄甲子園駅(西宮市甲子園七番町)で3月21日、同駅最寄りの「阪神甲子園球場」(甲子園町)にアクセスする新たな臨時改札口が「選抜高等学校野球大会」の開幕に合わせて完成し、供用が始まった。

新・臨時改札口へ向かう利用客ら

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 同改札口は、従来の臨時改札口に替わる設備。梅田方面からの降車専用ホームと同一平面に自動改札機6台の規模で設けた。利用できるのは主に野球開催時。通常時は閉鎖する。

 同駅では現在、2011年11月の着工で大規模改良工事が進行。1日当たりの利用客が平日で約5万3000人(2012年11月調べ)、プロ野球開催時には約10万人(同)と線内屈指の規模を誇る一方、全体的な老朽化もあってリニューアルを急ぐ。改良では、西改札口の拡張や東改札口の改築、エレベーター・エスカレーターの整備によるバリアフリー化、ホームの拡幅なども実施。駅中央部には球場の玄関口にふさわしく野球ボールをモチーフにした白い大屋根を架ける。総工費は54億円。国と地方公共団体が合わせて40%を負担する。

 同電鉄広報担当の丹羽強さんは「大規模な工事とあって、近隣に住まう皆さんにはご迷惑をお掛けしているところ。便利に使っていただきたい」と話す。

 全体の完成は2017年春を予定する。

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