阪神甲子園球場（西宮市甲子園町）で3月18日に開幕する「第96回選抜高等学校野球大会」に先駆け、球場南側「甲子園歴史館」で現在、「センバツ企画展2024 初優勝特集」が開催されている。

　同展では、前回大会で山梨県勢として初優勝を成し遂げた山梨学院をはじめ、選抜大会で初優勝した学校にスポットを当て、印象的な決勝戦を紹介するほか、昨年のWBSC U-18ベースボールワールドカップで初優勝を成し遂げた日本代表の全試合をパネルや展示品で特集。第96回選抜高等学校野球大会に出場する全32校のユニホーム展示・学校紹介をはじめ、前回大会をパネルや展示品、特別映像で振り返るほか、センバツ大会100年となる今大会の優勝校に贈られる紫紺の優勝旗・優勝杯、準優勝校に贈られる準優勝旗も展示する。

　阪神甲子園球場100周年特別企画として、1931（昭和6）年、台湾代表として甲子園初出場を果たし、準優勝を成し遂げた「嘉義農林」の軌跡をたどり、日台野球の歴史も紹介する。

　開館時間は10時～18時。月曜休館。入館料は、大人＝900円、高校生＝700円、こども（4歳～中学生）＝500円。4月7日まで。（大会期間中は無休）。