ドキュメンタリー映画「ゆめパのじかん」の上映会と講演会が5月7日、西宮市勤労会館(西宮市松原町)で開かれる。主催は認定NPO法人「みやっこサポート」(西田町)。
「こどもにやさしいまち・環境をみんなで考えよう!」を趣旨に、市民らから構成される「こどもと未来を創るプロジェクト実行委員会」が企画・運営する。
令和5年度西宮市施政方針にも盛り込まれた、こどもの条例「宮っ子つながり支える条例(仮称)」制定に向け動きが始まっている。その流れの中で「行政に任せきりではなく、子どもや市民も一緒になって、本当に子どもたちのためになる条例を作っていきたい」という思いで、プロジェクトが立ち上がったという。
キックオフイベントとして、川崎市で「こどもの権利条例」を具現化した施設「川崎市子ども夢パーク」(通称=ゆめパ)」のドキュメンタリー映画を見て、共に学び合う時間を企画。上映後は、川崎市からの委託を受け長年ゆめパの管理・運営に携わってきた西野博之さんが講演を行い、石井登志郎市長との対談も行う。
併せて、若者の声を聞く交流会「若者だけのディスカッション~心を叫べ、君の主張~」も同日午前中に開催予定。同実行委員会に参加している高校生・大学生が企画した。主に西宮市内在住・通学の中学生、高校生、大学生ら、若者の参加者を募集している。「学生や若者が普段感じている社会への不満や大人へ伝えたいメッセージを、同年代で話せる場。否定されることはなく、大人は黙って受け止めてくれる場なので、ぜひ一緒に楽しくディスカッションしてほしい」と呼びかける。
若者交流会は10時~、上映会は13時~。いずれも参加無料・要事前申し込み。子連れ参加可能。