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関メディ、星槎大との連携発表 来春から大学卒業資格取得が可能に

連携協定式の様子

連携協定式の様子

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 関メディベースボール学院(西宮市甲子園七番町)が7月13日、国際学園星槎大学(神奈川県横浜市)との連携協定を結んだ。

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同学院は既存の小学部、中等部、野球トレーナー科、高等学校通信科、野球選手科に加え、来春から「大学通信科」を設置する。日本で唯一、通信制課程で保健体育科の教員免許を取得することができる星槎大と連携することにより、大学卒業資格のほか、体育や英語などの教員免許の取得が可能になる。1期生の入学は来年4月を予定。既に入学生の募集を始めている。

 代表の井戸伸年さん(元オリックス)は「裾野拡大における選択肢の一つになればと考えている。大学卒業資格や教員免許の取得は先々、選手たちが就職に生かせると思う。」と話し、球界や教育現場に限らず、社会へ貢献できる野球人の育成を目指すという。

 連携協定式は終始和やかな雰囲気で行われ、両者が固い握手を交わした。元プロ野球選手でもある井戸さんと、野球好きだという星槎大の山脇直司学長が、昔懐かしい野球談議に花を咲かせる場面もあった。星槎大が掲げる「社会に必要とされることを創造し、常に新たな道を切り開き、それを成し遂げる」という建学の精神と方針が一致したことで、今回の連携協定締結が実現したという。

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