阪神甲子園球場の南側隣接地に2022年3月上旬、商業施設「甲子園プラス」(西宮市甲子園町)が開業する。運営は阪神電鉄。
同球場バックスクリーン裏側の市有地(3243平方メートル)に現在、鉄骨造り3階建て延べ約5000平方メートル規模の施設を建設している。飲食店やスポーツ用品店、「甲子園歴史館」などが出店する。球場との間には歩行者デッキを設け、2階で行き来できるようにする。
1階には、1958(昭和33)年創業の長崎ちゃんぽん老舗「中央軒」が大阪府外に初進出するほか、野球用品店「スタンドイン」、「北極星」(オムライス)、「OKKii」(スンドゥブ)、「津の田ミート」(和牛ハンバーグ)も出店する。
2階は甲子園歴史館とシミュレーション野球を体験できる「BE-STADIUM KOSHIEN」、ベーカリー&カフェ「リトルマーメイド」で構成。
3階には、障害物があるコースを走ったり、飛び跳ねたりする子ども向けスポーツ施設「パルクールプレイハウス」と、ロボットプログラミング教室「プログラボ」が入る。