西宮神社(西宮市社家町)で7月20日、暑気を払い無病息災を祈願する夏祭が行われた。
10時、白装束に身を包んだ巫女(みこ)が拝殿前で、並ぶ釜で沸かした熱湯を笹の葉に浸して、参拝者に振りかける神事の一つである「湯立神楽」が執り行われた。
18時に本殿でにて、「えびす萬灯篭(まんどうろう)点灯式」が斎行され、境内の石灯籠に火が灯され、さらに神池には2年ぶりとなる「天の川」も復活し、境内は熱帯夜も吹き飛ぶ幽玄な世界が浮かび上がった。
権宮司の吉井良英さんは「一日も早い新型コロナウィルスの終息を祈願させていただいたきました」と話す。