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2児の母親が始めた「働くママの朝活会in西宮」、無理せず緩くつながり50回

主宰の佐原由紀子さん

主宰の佐原由紀子さん

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 毎月1回、週末の朝7時~9時に集い、ポジティブで前向きに語り・学び合う「働くママの朝活会in西宮」が11月末の開催で50回目を迎える。

 母親・妻・社会人という肩書の中で生きるのではなく、「1人の私」であることを目的とする同会には、「自分らしく生きたい」と考える30~40代を中心に毎回15~20人が参加。会社員、公務員、フリーランスなど職種はさまざまで、リピーターも多くママ以外の人も参加している。

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 主宰する佐原由紀子さんは、小学5年と6年の2児の母親。新薬の治験や臨床試験を専門にする製薬会社の在宅勤務正社員で、産休以外はずっとフルタイムで働いている。仕事と子育ての両立という多忙な中で2016(平成28)年7月に始めた同会は、「息子が小学1年になった時、それまで頻繁に会っていた人たちとのつながりが減ったことが寂しくて、誰かとつながりたい、話したいと思い、ママ友や会社の先輩に声を掛けて近所の公園に6人位で集まったのが始まり」と振り返る。子どものころは内向的だったが、中学で吹奏楽部に入りクラリネットを始めたことがきっかけで、集団で何かをする楽しさに目覚めたという。「毎日、書類作成という型にはまった仕事をしているので、自由にできる朝活会と趣味のクラリネットの演奏会でバランスが取れている。わが家は休日の朝が遅いので、朝活会の帰りに朝食のパンを買って帰ることも。家族に負担の掛からない私の大切な時間」とも。

 会は「夢の実現に向けた効率の良い時間の使い方」「プライベートと子育てを分けた上手な手帳術」「『7つの習慣』の読み合わせ」「子育てについて話し合い・学び合う」の4つのテーマを軸に運営する。さらに、「こんなことがしたい」と上がる声から、「日本文化体験」「ローフード」「練り切り」「ソーセージ作り」などのイベントを随時立ち上げて精力的に活動。「いずれも1人では得がたい『集団の力』だからこそ元気をもらえる内容」(佐原さん)で、11月、12月にはZoomを使った会も予定している。

 「小学校に入ると学童保育やPTAなどがあり、親にも『小1の壁』が出てくるが、ここでは地域ならではの本音が聞けるので、とても勉強になる」と、現実に直面する子育て問題も、「会を通して認識・対応できることが何より」と言う。「朝活会は都合の合うときに参加できる無理のない緩い会。ママでなくても、働いていなくても、これから働こうと思っている人でも、誰でも気軽に参加してもらえれば」と参加を呼び掛ける。