
阪急西宮ガーデンズ4階スカイガーデンで10月12日、「ガーデンズゆめ会議2019」が開催される。
会場では音を流さずラジオをイヤホンで聴いて踊る「無音フォークダンス」
企画したのはコミュニティースペース「スタジモにしのみや」(西宮市高松町、TEL 0798-78-2753)。「西宮をもっと大人が夢を語れる街にしたい」と市内を拠点に活動する人たちに呼び掛け、実行委員会を結成。「参加者と共に語り合いながら西宮の未来について考えてみよう」をコンセプトに、西宮で実現したい夢を持つ人たちと集まるプログラムを用意した。
当日は、西宮市内を中心に活動するアーティストのステージイベント「ゆめステージ」、さまざまな分野で活動している13人の「ゆめ語り人」が「車イスでも露天風呂に入れる街にしたい」「みんなが熱くなれる新しい祭りを作りたい」など自らの夢を語り、その夢がどうすれば実現するかを参加者と一緒に考えるトークイベント「ゆめ会議」、会場内の音響を使用せず、参加者全員がイヤホンでFMラジオから流れる音楽に合わせてフォークダンスを踊る「ラジオ de フォークダンス」を実施。最後に同ガーデンズホールで参加者全員が軽食を楽しみながら交流する「大懇親会」も行う。
コミュニティーFM局「さくらFM」(同市池田町)の協力で、イベントの一部として特別番組を放送。「ラジオ de フォークダンス」の曲の放送や、会場とスタジオをつないでラジオ上で「ゆめ会議」を行い、その模様を放送する。
さくらFMチーフディレクターの山内孝一郎さんは「イヤホンからの音でフォークダンスを踊るという試みはどうなるか想像もつかない。最初は冗談のつもりで提案したが、まさかガーデンズの芝生広場で実現するとは。一見無音のフォークダンスを、踊る人にも見る人にも楽しんでもらえれば」と笑顔を見せる。
実行委員の詫間優さんは「世代や職業を問わず、西宮について考えたい人の交流の場で、西宮での暮らしをさらに楽しむ、新しいきっかけを見つけてもらえれば。私も関わってみたい、応援したいと思うような、西宮の未来を作る熱い13の『ゆめ』が集まるので気軽に語り合ってほしい」と参加を呼び掛ける。
開催時間は16時~21時。参加費は中学生以上3,000円。定員は100人程度。申し込みは専用フォームで受け付ける。