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西宮・夙川で抽象画家Ahhiさん個展 7つの柄が織りなすアート

「My Eyes × Ahhi vol.6 @World Times」を開催中のAhhi Choiさん

「My Eyes × Ahhi vol.6 @World Times」を開催中のAhhi Choiさん

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 国道2号線・夙川橋交差点すぐの「Cafe & Gallery World Times(ワールドタイムス)」(西宮市神楽町、TEL 0798-23-2208)で現在、抽象画家Ahhi Choiさんの個展「My Eyes × Ahhi vol.6 @World Times」が開催されている。

7つの柄の組み合わせで描く独自の作風

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 兵庫県芦屋市出身のAhhi(アヒ)さんは、「アヒ柄」と呼ばれる7つの柄を組み合わせて描く独自の抽象画で知られる。これまでにパリ、ニューヨーク、ソウル、東京、カリフォルニア、ミラノ、香港、釜山、シンガポールなどでアートショーやアートフェアに参加するなど活動の幅を広げている。

 毎年開催している同展は今年で6回目。個展のタイトル「My Eyes」は、「自分の目で見、自分が消化した世界は自分にしか表現できない」との思いと、「自分の目で体感してほしい」という2つの思いから名付けたという。

 50号サイズの作品2点を中心に、ユーカリの一種「ジャラ」や、高級木材として知られるチーク材、ディジュリドゥと呼ばれるオーストラリア大陸の先住民アボリジニの金管楽器などキャンバス以外にペイントした作品も含め、計13点を展示する。

 会場ではAhhiさんがプロデュースした商品も販売する。Tシャツ、ビーチサンダル(以上5,000円)、バングル(3,500円)をそれぞれ100点ずつ販売するほか、スリッポン(21,000円)、パンプス(38,000円)も販売する。

 同店の生川昌宏さんは「Ahhiさんとの個展がきっかけで、つながりが広がり、今では学生からプロまで一年中店内で個展を実施するようになった。一番最初の作家とこうして毎年個展を続けられるのはありがたい」と話す。

 Ahhiさんは「ここは初めて個展をした自分のルーツ。地元を大切にしたい気持ちが強いので海外での展示が増えた今も毎年必ず開催している。スマートフォンで絵を見ることもできるが手のひらサイズでは伝わらない、発色、質感、サイズ感を、フィルターを通さない、自分の目で見に来てほしい」と呼び掛ける。期間中は、会場にAhhiさんが常駐する。

 開催時間は11時30分~20時。入場無料。今月23日まで。

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