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西宮えびす「福男」は明石市の16歳 開門神事で一番乗り

今年の福男は高校生で16歳の水田道成さん(写真右から2人目、明石市在住)

今年の福男は高校生で16歳の水田道成さん(写真右から2人目、明石市在住)

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 西宮神社(西宮市社家町)で1月10日、今年の「福男」を決める「開門神事福男選び」が行われた。

「一番福」を目指し猛ダッシュ

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 福男選びは、「えびす神」に商売繁盛を願って善男善女が参拝する「十日えびす」の名物神事。今年は約6000人が開門を待ちわびた。

 早朝6時、抽選で選ばれた先頭集団108人が開門を合図にスタート。本殿への一番乗りを目指して境内へなだれ込み、約230メートルを駆け抜けた。

 一番乗りを果たし、福男3人の筆頭にあたる「一番福」になったのは高校生で16歳の水田道成さん(明石市在住)。「挑戦3回目でつかんだ一番福。ここに立てて幸せだ」と涙をこらえながら話していた。

 十日えびすは今日が「大祭」。11日が「残り福」。

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