暮らす・働く 学ぶ・知る

西宮・仁川でシバザクラ満開 震災の教訓、記憶にとどめ

西宮の「仁川百合野町地すべり資料館」で現在、見頃を迎えているシバザクラ

西宮の「仁川百合野町地すべり資料館」で現在、見頃を迎えているシバザクラ

  • 0

  •  

 西宮の「仁川百合野町地すべり資料館」(西宮市仁川百合野町)で現在、シバザクラが見頃を迎えている。

白・紫・ピンクに咲き誇るシバザクラ

[広告]

 同資料館があるのは、阪神・淡路大震災がもたらした大規模な地滑りが住宅地を襲った跡地。現在は、公園と資料館が整備されている。シバザクラは、犠牲者の霊を慰めるとともに震災の教訓を記憶にとどめようと、地元のボランティアグループ「ゆりの会」が2004年から植え始めた。

 現在は高さ15メートル、幅100メートルの斜面いっぱいに約1万株のシバザクラが咲き誇り、訪れる人達の目を楽しませている。

 同グループ副代表の岩城峯子さんは「この場所で大きな地滑りがあったことを知ってもらい、災害の教訓などを若い人たちにも伝えていきたい」と話す。

 見ごろは4月末まで。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース