見る・遊ぶ 買う 暮らす・働く

「夏の甲子園」のお土産に新名物-「甲子園っぽくない」新ブランド立ち上げ

新ブランド「5040」を立ち上げた松田武士さん(左)と香川から購入に訪れた崎本さん

新ブランド「5040」を立ち上げた松田武士さん(左)と香川から購入に訪れた崎本さん

  • 340

  •  

 甲子園球場南側のオリジナルTシャツ専門店「ビート魂ショップ」(西宮市甲子園町、TEL 0798-77-5254)が新しいご当地ブランド「5040(ゴーゼロヨンゼロ)」を立ち上げ、第1弾商品としてTシャツとキャップの販売を8月3日から始めた。

アイテムはTシャツとキャップの計10種類

[広告]

 2013年3月にライトスタンド裏にオープンした同店。店舗面積は20坪。店主の松田武士さんが、Tシャツを中心にキャップや阪神ファンの応援着として人気のあるニッカポッカなどオリジナルグッズをデザインし販売するほか、各種スポーツの練習着や試合を観戦する父母用の応援グッズ、Tシャツのオーダーメード制作も行う。

 今回新たに立ち上げたブランド「5040」は甲子園をもじって数字で表現したもの。来店客の「いかにも甲子園ではない、普段でも着やすいおしゃれな甲子園のお土産はないのか」と質問されたことをきっかけに、「甲子園」の文字を使わずに甲子園をイメージできるデザインを考案した。

 Tシャツは2種類のデザインを用意し、各3色の計6種類(各1,800円)。キャップは4色(各1,600円)をとりそろえる。

 「フェイスブックの記事を見て気になっていたので、阪神の試合観戦に合わせて買いに来た」と香川県在住の崎本豊さん。同じく商品を購入した、市内で飲食店を経営する赤井良太さんは「ぱっと見た感じ、甲子園と分からないので普段でも着やすそう。それでいて、さりげなく甲子園をアピールできるのがいい」と満足げに話す。

 「野球の聖地として認知度の高い甲子園には分かりやすく『甲子園』と表記された物販品が数多くあるが、それらの商品とは視点を変え、自分用・プレゼント用問わずに普段着として愛用できる『お土産アパレル商品』を目指した」と松田さん。「知り合いに『甲子園で何か買ってきて』と頼まれた人が選んでくれるようなブランドに育てていきたい」と意気込みを話す。

 店舗のほか、インターネットでも販売を行う。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース