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虫パクリ、生態間近に-西宮・リゾ鳴尾浜で食虫植物展

食虫植物に見入る女性(写真提供=西宮市)

食虫植物に見入る女性(写真提供=西宮市)

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 西宮「リゾ鳴尾浜」(西宮市鳴尾浜3、TEL 0798-42-2161)で現在、食虫植物展が開催されている。

毒々しい色合いで虫を待ち受ける「ウツボカズラ」

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 1階無料エリアにある花と緑の展示室「グリーンプラザ」で開く同展。二枚貝のような葉を閉じることで虫を捕らえる「ハエトリソウ」や消化液をためた袋状の捕虫室に虫が落ち込むのを待つ「ウツボカズラ」、市内の甲山湿原でも見られる「モウセンゴケ」など約10種類100株以上の食虫植物を展示している。

 「無料展示でこれだけの植物を観察できる場所はあまりない」と同施設の管理を担当する大西聡子さん。実際に虫を捕らえる様子が観察できることもあるという。

 展示の傍らには、植物ごとに違う捕虫法など生態を解説するパネルを設置。常設の植物図鑑や写真集と併せることで、夏休みの自由研究にも一役買いそうだ。訪れていた親里悦子さんも「(食虫植物を)間近で見るのは初めて。子どもらが喜びそうだ」と興味深げな様子を見せていた。

 開催時間は10時~22時。8月12日まで。

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