西宮市は1月17日、西宮震災記念碑公園(西宮市奥畑)に記帳所を設置する。当日は、河野昌弘市長も「阪神・淡路大震災」の犠牲者を追悼し、震災が起こった5時46分に記念碑前で黙とうをささげる。
西宮市の犠牲者1,086人の名前が刻まれた「阪神・淡路大震災西宮市犠牲者追悼之碑」
同市の犠牲者1086人の名前を刻んだ「阪神・淡路大震災西宮市犠牲者追悼之碑」が建立されている同園。震災の記憶を風化させることなく、後世に伝えるとともに震災の犠牲者を追悼する場として整備された。記帳所の設置は毎年行っており、遺族や市民が思い思いの時間に訪問できるようになっている。
西宮経済新聞林編集長は「震災当日は成人式の2日後だった。当たり前なことが当たり前ではないことを知った。今自分が生活していることに感謝して、犠牲者に心から哀悼の気持ちをささげたい」とコメントする。
記帳・献花の受け付けは5時46分から16時まで。当日は震災を語り継ぐために市が1000本のカーネーションを献花として用意。無くなり次第配布を終了する。問い合わせは西宮市の秘書・国際課(TEL 0798-35-3432)まで。