西宮阪急(西宮市高松町、TEL 0798-62-1381)1階催場で1月8日、「九州うまいもの大会」が始まった。福岡、長崎、熊本など九州各地から初出店を含め22店が出店する。
2009年から毎年1回、1月に開催される同展。今回で6回目を数え、北海道物産展と並び高い人気を集めている。今回は西宮阪急初出店が8店登場するなど、前回よりも参加店舗数が増え22店に規模を拡大して開く。
目玉は今回初めて設けたイートインコーナー。本場博多で大人気の福岡「らーめん一心不乱」の「黒の味玉らーめん」(851円)を提供する。
毎回人気の高い弁当は、阪急梅田本店でも人気だった熊本「はな阿蘇美ガーデンレストラン」の「阿蘇の赤うし にぎり寿し」(1,260円)が初出店。「阿蘇のブランド牛あか牛のうま味を最大限に引き出したにぎりずし弁当で今回の注目」と営業企画部の本木順子さん。
定番の九州銘菓では福岡「明月堂」の「博多通りもん」(5個入り481円)、長崎「松井老舗」の「長崎芳醇(ほうじゅん)カステーラ」(1,260円)、佐賀「村岡総本舗」の「特製切り羊羹(ようかん)」(1本735円)などを販売。ほかにも、福岡「博多あごおとし魚匠庵」の「辛子明太子」(1,155円)や長崎「荒木商会」の「長崎ちゃんぽん」(2人前630円)、福岡「米神楽」の「博多地鶏めし俵弁当」(683円)などの九州名物が登場する。
「九州各県から、総菜、菓子、土産ものなど偏りなく集めているので、見て楽しんだり、その場でいろいろ味わって九州を感じてもらえたりするのが今回の見どころ」と食品販売部の正路浩一郎さん。「九州の味わい豊かな逸品を厳選して取りそろえた。今ここで手に入らない商品も多数あるので九州のうまいものを堪能しに足を運んでいただければ」とも。
会場を訪れていた西宮市在住の主婦、宇野さんは「今回初めて来た。九州のいろいろな店の試食ができるので楽しい。食べながら話を聞いていると、ついついみんなにも食べさせてあげたくなって気がついたらがっつり買い物してしまった」と話していた。
営業時間は10時~20時(最終日は17時まで)。今月14日まで。