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西宮神社で「招福大まぐろ奉納式」-数万枚のさい銭貼り付け

奉納されたマグロにさい銭を貼る神戸市東部卸売市場の関係者

奉納されたマグロにさい銭を貼る神戸市東部卸売市場の関係者

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 えびす神を祭る神社の総本社とされる「西宮神社」(西宮市社家町)で1月8日、恒例の「招福大まぐろ奉納式」が執り行われた。

参拝者に大量のさい銭を貼られるマグロ

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 奉納式は、1970(昭和45)年から続く年始の行事。今年で45回目。商売繁盛を願い多数の参拝客が訪れる「十日えびす」にあやかろうと、「神戸市東部卸売市場」(神戸市東灘区)が商売繁盛と大漁を願って「大まぐろ」を供えてきた。

 今年のマグロは、体長2.5メートル、重量250キロ。鹿児島産。そろいの法被を着込んだ組合員らが運び込み、神前へ供えた。十日えびす期間中には「招福大まぐろ」として公開され、縁起を担ぐ参拝客らの手で毎年、数万枚の貨幣が貼り付けられるという。

 奉納式を初めて訪れたという神戸市在住の水口康子さんは、「これほど大きなマグロを見ることがないので驚いた。マグロにあやかって景気が良くなれば」と話していた。

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