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西宮のインド料理店、「ナン」が巨大化-本場料理人の店主が語るポリシーとは

インド料理店「KOMAL(コマル)」店主のクワンさん

インド料理店「KOMAL(コマル)」店主のクワンさん

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 武庫川団地内にあるメルカードむこがわショッピングセンター(西宮市高須町1)1階のインド料理店「KOMAL(コマル)」(TEL 0798-41-1870)が現在、「ナンがどんどん大きくなっている」と常連客の間で話題になっている。

ナンと2種のカレーがセットになったAランチ

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 今年5月にオープンした同店。「インドにいたときから日本でインド料理を開業したいと思っていた」と話すのは店主のクワンさん。8年前、日本に移住し東京と兵庫県三田市のレストランで修業を重ね、今年に独立開業を決意。開業までの準備期間は2カ月で「忙しくて本当に大変だったけど念願かなってうれしかった」と振り返る。一緒に働く従業員はインド時代からの友人だという。

 席数は20席。内装はインドの国旗やポスターを貼り、小さなガネーシャの置物を飾るなどインドらしさをアピールする。メニューはカレー2種類、ナン、ライス、チキン、サラダ、スープが付くAランチ (ランチのみ、880円)、クワンさんお薦めのカレー2種類食べ放題(ナンまたはライス、ミックスグリル、サラダ、スープ、ドリンク付き)コマルバーベキューディナー(ディナーのみ、2480円)ほか。日本人向けに味を改良し、辛さを5段階で選べる。

 市内在住で常連客の会社員・宇野晃章さんは「ナンはおかわり自由だからおかわりはしていたが、もともと大きかったのでさらに大きくなっているとは気づかなかった。ナン好きとしてはありがたい」と話す。「チャイやラッシーなど頼んでいないドリンクも毎回出してくれるので、うれしいけどサービスしすぎでは」とも。

 クワンさんは「ナンは喜んでほしくて開店当初に比べ大きくしている。ほかにも、チラシ配り、ドリンクサービス、来てくれたお客さまにドアを開けて迎えることを徹底して続けている。今後はディナータイムのお客さまを増やしていきたい」と笑顔を見せる。

 営業は11時~21時。

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