「ノボテル甲子園」（西宮市甲子園高潮町）で10月21日、西宮市内の洋菓子店が趣向を凝らした自慢のスイーツがコース形式で楽しめる「西宮洋菓子園遊会」が開催される。主催は西宮洋菓子園遊会実行委員会。

コース形式でスイーツが６皿が提供される（昨年のメニュー）

　15回目を迎える同イベント。「ケーキ工房が多いまち西宮」をPRし、西宮の洋菓子ブランドを発展させることを目的に、市内の洋菓子店と西宮商工会議所、西宮市でつくる実行委員会が中心となって運営する。人気イベントのため、毎年入場者抽選が行われる。昨年は100組200人の募集に対して1547通の応募があり、当選倍率は15.5倍の狭き門だった。

　今年の参加店舗数は生菓子・焼き菓子15店、焼き菓子のみ出店10店の計25店。「スイーツコレクション2014」をテーマに、各店のパティシエがこの日のために趣向を凝らしたスイーツを用意。当日は秋の新作を含め、旬の味覚を使った各店オリジナルの洋菓子を時間かけて6皿のコース形式で提供。抽選で参加者に焼き菓子が当たるプレゼント企画も実施する。

　参加店舗「ショコラティエールデリスモア」オーナーパティシエの大勝久美子さんは「いつも店では売っていない、園遊会限定のスイーツを作ります。すべてのパーツにショコラを使用している、プチガトーなのでチョコレート好きにはたまらないはず」と自信をのぞかせる。同じく参加店舗の「ヘキセンハウス羽衣屋」オーナーパティシエの中里健治さんは「市内の洋菓子店主たちが、メニューや構成に知恵を絞り、何度も試作を重ねた自信のコースなので、五感の全てを使って味わってほしい」と参加を呼び掛ける。

　参加費は3,000円。現在、参加者を募集しており、申し込みは参加店備え付けの応募用紙かはがきで応募する。対象は16歳以上、定員はペア100組200人。締め切りは9月23日。