JR甲子園口に6月22日、新鮮な魚介を提供する「地魚屋台とっつぁん甲子園口店」(西宮市甲子園口2、TEL 0798-62-4649)がオープンした。
鳥取県境港で朝水揚げされた魚や明石の昼網で仕入れた鮮魚を使った料理
2007年に大阪でオープンして以来、10店舗目となる同店。兵庫県では西宮北口に次いで2店舗目。オープンから3日間のセール期間中は連日長蛇の列ができた。
店舗面積は49坪。座席数は座敷20席とテーブル席合わせて85席。青い渦の外観は波をイメージしている。
「魚は仕入れが命」と、鳥取県境港で朝水揚げされた魚をその日のうちに並べ、明石の昼網で仕入れた鮮魚を格安で提供するなど、天然物と鮮度にこだわっている。珍しい「近大まぐろ」の入荷も行い、入荷日には店頭に張り紙で告知するという。
お薦めは鮮度抜群の「刺し身」(280円)、「特大まぐろのカマ」(650円)、器からこぼれんばかりの「あさり酒蒸し」(380円)など。「市場の天ぷら」(100円)は壺(つぼ)で提供する大根おろしが呼び物となっている。3種類のしょうゆが卓上に並べられ、刺し身の味くらべもできる。一番高額なものでも850円という価格設定で地元の客を呼び込む。
店長の高尾雄介さんは「市場内にある屋台感覚で、威勢の良さを味わってほしい。」と話す。「地域の皆さまに、おいしくて安い料理を食べて元気になってもらい、地域活性化に一役買いたい」とも。
営業時間は17時30分~23時。日曜・祝日は17時~。月曜定休(月曜祝日の場合、翌日休)。