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河野昌弘西宮市長退任式-50年間にわたり市の発展に尽力

花束を贈呈され涙ぐむ河野昌弘市長

花束を贈呈され涙ぐむ河野昌弘市長

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 西宮市役所本庁舎1階の正面玄関ロビーで5月15日、河野昌弘市長の退任式が行われ、市民や市関係者約400人が出席した。

退任のあいさつをする河野市長

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 河野市長は岡山県出身。1964(昭和39)年4月に西宮職員に採用されて以来、総務局担当理事や副市長を歴任後、2010年5月に第12代西宮市長に就任。1期4年の任期満了に伴い、5月15日、50年間にわたり携わってきた西宮市政を離れた。

 退任式では、職員代表として藤田邦夫副市長が「こよなく西宮を愛し、市の発展に尽くされてきた姿は私たちの模範であり目標でした。数々の教えを胸にとどめ、さらなる市政の発展のためにまい進することを誓います」と送別の辞を述べた。

 河野市長は「平成22年5月、市長として登庁式でこの階段を上がり、執務室に入って以来、一挙手一投足、判断の一つ一つが市民一人一人の生活に影響を与えると考え、毎日が真剣勝負でした。文教住宅都市宣言50年の歴史は、私自身の自分史でもあります。4年間公約の実現に向けて力いっぱい走り抜きました。悔いはありません。退職後は、市民の一人として地域活動に参加し、まちづくりに貢献したいと思っています。これまでの温かいご支援に心から感謝を申し上げます」と退任のあいさつを行った。

 西宮市議会や市民団体などの代表者から花束が手渡され、河野市長は拍手に包まれながら市役所を後にした。

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