「ミ・ベモル サクソフォンアンサンブル」の演奏会が2月17日、西宮市民会館「アミティ・ベイコムホール」(西宮市六湛寺町)で開催された。主催は西宮市文化振興財団と同楽団。
今回のポピュラーコンサートでは「愛」をテーマに、リストの「愛の夢」や「カルメン組曲」などのクラシックから、タイタニックなどの映画音楽、ミュージカル「オペラ座の怪人」までの名曲を演奏した。
同楽団は6種類(ソプラノ、アルト、テナー、バリトン、バス、コントラバス)のサクソフォンから成るプロ楽団。「ミ・ベモル」はフランス語で「ミのフラット」を意味する。1989(平成元)年の結成以来、国内外で演奏活動を行い、今年で創立35周年を迎えた。
2023年には西宮市文化振興財団と包括連携協定を締結。西宮市内商業施設のオープンスペースで演奏するほか、不登校支援に取り組んだり、市内中学校吹奏楽部員を招いたりするなど、西宮をはじめ多くの人へ音楽の魅力を届けている。
同財団の田口さんは「春以降は、西宮市内の各所でミ・ベモルのカルテット(4重奏)演奏を行う予定。近くの公民館などで情報をチェックしてほしい」と呼びかける。「情報誌『アミティータイム』の最新号でミ・ベモルの魅力をたっぷり紹介している。ご覧いただれば」とも。同誌は同ホールをはじめ市内公共施設などで入手できる。