西宮のダンス教室「KDTダンスファクトリー」(西宮市鳴尾町3)の3周年記念イベントが4月30日、なるお文化ホール(古川町)で開催された。
同教室は2019年1月、甲子園のレンタルスタジオを借りて生徒7人で始まった。今年1月で3周年を迎え、現在は100人を超える生徒が在籍。「好きを見つける、夢を育む」をコンセプトに、「一人一人が自分の夢に向かって輝ける場所を目指している」という。
「Thank you,&...」と題した同イベントでは、3歳~社会人のクラスごとに作品を披露。オープニングでは武庫川女子大学のジャズダンスクラスのメンバーが有志出演し、華やかにスタート。本格的な照明を浴びながらの初めての舞台に、子どもたちは緊張しながらも笑顔で踊り切った。
ラストのスピーチで、同教室主宰の北内貴子さんは「4歳でダンスに出合い、仲間と切磋琢磨(せっさたくま)する中で『夢の集まるダンススクールを作る』という夢を持った。夢はいつでも人生を彩り豊かにしてくれる。ここで育ってくれる生徒の皆さんには、自分にしかかなえられない夢を持ち、その夢に向かって一生懸命走れる人になってほしい。その姿で、周りに希望を響かせる人になってほしい。そう願いながら、日々レッスンを届けている」と思いを語った。
今後の目標として、「私自身も夢を持ち続け、実現する姿を生徒たちに見せ続けられるよう精進していきたい。目指すは5周年でアミティーホール」と意気込む。
今月からは新規クラスが開講。子ども向けの「テーマパークダンス」「バレエ」、大人向けの「テーマパークダンス」「シアターダンス」など。