西宮市内にある12酒蔵のうち6つの蔵元で2月8日より、酒蔵を一般に無料開放するイベント「蔵開(くらびらき)2014」が開かれる。主催は、同市内にある酒造メーカーと西宮商工会議所、西宮観光協会、西宮市から成る西宮日本酒振興連絡会(TEL 0798-35-3071)。
初開催となる蔵元無料開放イベント「蔵開(くらびらき)2014」
同連絡会は「西宮市清酒の普及の促進に関する条例」(昨年10月1日施行)に伴い設立。「『西宮の日本酒』振興プロジェクト」の一環として、年1回開催される 「西宮の酒造無料開放デー」を企画した。市内では初の試みとなる同イベントでは、各酒蔵を無料で見学でき、できたての新酒や搾りたての生原酒、新酒の酒かすをが味わえる(一部無料)。
会場となるのは、西宮唯一の木造蔵の宝娘(たからむすめ、大澤本家酒造)や、創業150年で伊勢神宮の御料酒としても知られる白鷹、白鹿(辰馬本家酒造)、徳若(万代大澤醸造)、日本盛、大関の6つの蔵元。期間中、1日限定で無料開放する。
「この季節しか飲むことができない搾りたての生原酒を味わえるのが最大の魅力」と話すのは白鷹管理部の竹澤部長。「蔵開き特別仕様の『特別純米酒 搾りたて生原酒』を限定500本だけなくなり次第終了で販売する。1杯100円で試飲でき、1本1,000円で購入できるのでこの日しか手に入らない新酒をぜひ味わってほしい」とも。
開催日は、2月8日=寳娘、9日=白鷹、15日=白鹿、22日=徳若、3月1日=日本盛、15日=大関。入場無料(試飲・利き酒など一部無料、会場により異なる)。詳細はホームページで確認できる。3月15日まで。