宝塚市文化創造館(宝塚市武庫川町)の10周年を記念し、10月2日、「文化で地域をデザインする~地元の文化資源と文化芸術経営に焦点を当てて」をテーマにセミナーが開催される。講師は、静岡文化芸術大学教授で日本アートマネジメント学会会長の松本茂章さん。
宝塚市は豊かな自然環境に恵まれ、古くからさまざまな文化と新しい文化が複合的に融合した文化芸術都市で、「宝塚市民の文化芸術に関する基本条例」が制定され、文化団体、文化財団、さまざま活動に取り組む多くの市民が、「文化芸術の薫り高い宝塚の実現」を目指して、協働で取り組んでいる。
今回は、全国各地の「文化の現場」の取り組みに精通する松本さんを招き、地域の課題を解決する「文化」の取り組みや「アートマネジメント」について考える。
主催する宝塚市文化財団の三戸俊徳さんは「全国各地にユニークな取り組みがあり、他を知ることで今後、宝塚においてどのように地域文化に関わり、どう育んでいけばいいのかを考える。それぞれの立場での行動のヒントになれば」と期待を込める。
開催時間は13時30分~16時。参加無料。定員は会場・配信共に各80人。要事前申し込み。