西宮市は現在、市民に楽しみながら健康づくりをしてもらおうと10月にから新たに始める「西宮市健康ポイント事業」の参加者を募集している。市内に住民登録のある70歳以上の高齢者が対象で、申し込みは7月末まで（定員1万人に達し次第、受け付け終了）。

　事業は、タニタの関連グループで自治体や企業向けの健康プログラムを提供するタニタヘルスリンクに委託。参加者は、活動量計やスマートフォン専用アプリを利用し、ウオーキングをしたり、健康イベントに参加したりすることでポイントがためられる。

　事業期間は2021年10月～2022年9月の1年間。活動量計の利用者は、市内のコープ店舗などに設置した読み取り機からデータを送信してポイントを取得する。たまったポイントは事業の終了後、商品券やクオカード、血圧計などの商品に交換できる。

　活動量計コースは8000人、アプリコースは2000人を募集。参加は無料だが、活動量計コースは機器の送料として1,000円程度の負担が必要となる。

　市担当者は「日常の活動量が増えると、生活習慣病や認知機能低下の予防になると言われています。コロナ禍で外出を控えがちな状況ですが、無理せず気軽に参加してください」と事業への参加を呼び掛けている。