ホテルヒューイット甲子園(西宮市甲子園高潮町)は10月1日から、コロナ禍における取り組みとしてアフターコロナに寄り添ったビュッフェ・スタイル「ニュースタイルブッフェ・バンケット」を導入する。
京都大学ウイルス・再生医科学研究所の宮沢孝幸准教授監修の下、正しい感染対策・衛生管理を徹底し、「コロナ禍でも安心して食のひとときを楽しんでもらうための」新たな取り組みとなる。
「ニュースタイルブッフェ・バンケット」は、ビュッフェ会場入り口で感染症専任者が体温測定などのチェックを行うことから始まる。来場者もマスク着用が原則で、席案内までの間隔を空けた待機と料理を取る際のマスク着用が求められる。調理従事者と料理差替え担当者は手袋とマスク着用を徹底し、ビュッフェ卓には飛まつ防止のスニーズガードを設置するほか、一定時間で全てのトングを交換。スープ・ごはん等は状況に応じて担当者が取り分け対応を行う。換気を強化した会場のみならず担当者スペースも常時換気し、担当者の健康管理に加え休憩中もマスク着用を徹底。10月1日からは「ハロウィンブッフェ」「北の贅沢(ぜいたく)ブッフェ」など、季節感のあるビュッフェを展開する。
9月14日に開いたお披露目会では、嵯峨美術短期大学・佐々木正子学長考案の手に持つマスク「テーブルマナーマスク」も紹介。参加者からは「ハンカチや手を当てずに話せるので使いやすい」「マスクを触らずに済むから手も汚れない」などの声が聞かれた。