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西宮が舞台の映画「キセキの葉書」上映会 鈴木紗理奈さん受賞作

作品のモデルである原作者の脇谷みどりさんと娘のかのこさん

作品のモデルである原作者の脇谷みどりさんと娘のかのこさん

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 阪急西宮北口駅南側のプレラホール(西宮市高松町)で8月4日、映画「キセキの葉書」の上映会が開かれる。主催は西宮市のコミュニティーFM局さくらFM(西宮市池田町、TEL 0798-37-5512)。

ロケ地の武庫川団地でチラシを持つ原作者の脇谷さん

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 同局で番組パーソナリティーを務める脇谷みどりさんの著書「希望のスイッチは、くすっ」を映画化した同作品。難病を患う娘の介護と、認知症とうつ病を併発する母に思い悩みながらも、試練を乗り越えてひたむきに生きる主人公を描いた実話に基づく内容となっている。

 ほぼ全編が同市で撮影されたが、一般公開時は市内での上映がなく、「まだ見ていない」という声が多かったため、同局が企画した。

 監督はジャッキー・ウーさん。映画初主演で脇谷さん役を演じた鈴木紗理奈さんは、同作でスペインのマドリード国際映画祭で最優秀外国映画主演女優賞を受賞した。

 当日の上映前には原作者の脇谷さん、エキストラ出演した同局スタッフによる舞台あいさつも予定している。

 同局ディレクターの岡直人さんは「実際の西宮の風景が随所に見られる映画。ストーリーとあわせて楽しんでいただければ」と話す。

 上映は10時~、13時~、16時~、19時~の4回で、上映時間は90分。料金は1,000円。全席自由席。前売り券はプレラホールで販売するほか、さくらFMホームページでも販売し、前売り券が完売した場合、当日券は販売しない。

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