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西宮で百年続く老舗畳店が音楽スタジオ開設 録音技術で地元アーティスト応援

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スタジオで編集作業を行う梅谷一弘さん

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 畳・内装工事を手掛けるウメタニ(西宮市今津大東町、TEL 0798-23-1901)が4月8日、酒蔵通り沿いの同社敷地内にレコーディングスタジオ「STUDIO 1812(スタジオイチハチイチニ)」をオープンする。

コンサートホールをイメージしたAホール

 1919(大正8)年に創業し、99年の歴史を持つ同社のサウンド部門としてスタートする同スタジオ。作曲家・梅谷忠洋さんとアナウンサーでソプラノ歌手の裕子さん夫婦の長男で、幼少時代から音楽に慣れ親しんだ社長の梅谷一弘さんが、自身の演奏を本格的な機材を使って録音するようになったことをきっかけに録音・編集技術を習得。2009年、同スタジオの前身となる音楽レコーディング・編集スタジオ「和室」の運営を同社事業として開始した。9年間の運営を経て、社屋の建て替えを機に新事業として同スタジオの開設を決めた。

 コンセプトは「最高の音をクラシカルな雰囲気で上品に録音できるスタジオ」。施設として使う建物の1階部分は鉄骨構造で、防振・防音のため浮床、浮壁、浮天井工法を採用。壁は厚さ45センチの防音壁で外部からの振動、騒音に備える。施設面積は約14.5坪でAホール約10坪とBスタジオ約4.5坪が隣接して連携する仕組み。主にレコーディングを行うAホールは、コンサートホールを意識して内装を木目調に統一。着席で最大31人を収容可能で、コンサートスペース、リハーサルスペースとしても利用できる。

 BスタジオはAホールで演奏している音を録音し即時編集できるほか、録音ブースとしても利用可能。デジタル録音だけでなく、複数台のオープンリールを使用するアナログ録音設備も備える。レコーディングプロデューサー兼エンジニアを務める梅谷さんがデジタル音源とアナログ音源を同時に録音し、1曲に編集する「ハイブリッドミックス」という手法を考案し、アナログ録音の深みや厚みのある音とデジタル録音のクリアで繊細な音を同時に表現することが可能になったという。

 設備は、機材=ミキサー、マイク、グランドピアノ、ドラムセット、大型スピーカーなど。備品=椅子、PAシステム、簡易録音機など。ピアノは世界的にも知られるピアニストの田村響さんに選定を依頼した。

 オープン記念企画として4月9日~4月15日の13時~19時に施設体験会を実施。事前に予約すれば、ホールでの演奏やレコーディングを1組30分まで無料で体験できる。

 料金は、レコーディング(Aホール・Bスタジオ使用)が1時間7,000円~。レコーディングを行わないAホールのみの使用は、リハーサルが1時間3,000円~、イベント・コンサートが1時間4,000円~。オーディション音源制作や個人の記念録音ができる「1812お試しレコーディング」は5分以内1曲のレコーディング(3時間以内)を編集費込みで1万8,120円で提供する。

 梅谷さんは「コンサートホールのように聞こえるにはどうすればいいかを考えて抜いて作ったスタジオなので、ホールさながらの感覚を実際に味わってほしい。西宮の今津からプロを目指す地元ミュージシャンが夢をかなえるサポートをしていきたい」と話す。

 営業時間は9時~22時。早朝や深夜の利用も相談を受け付ける。

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