武庫川女子大学甲子園会館(西宮市戸崎町)で3月24日、イベント「モダニズムカフェ in 甲子園会館(旧甲子園ホテル)」が開催される。主催は西宮観光協会。
西宮市、芦屋市、神戸市、阪神電鉄が「阪神間モダニズム」をテーマに実施する協同事業の一環となる同イベント。会場の甲子園会館はフランク・ロイド・ライトの弟子である遠藤新の設計で1930(昭和5)年に「甲子園ホテル」として竣工され、社交場として親しまれた。2009年には国の登録有形文化財に登録されている。
今回は、「モダニズム建築で優雅なひととき」をコンセプトに三部制で実施。11時~は「ベルン」、13時~は「カーベ・カイザー」、15時~は「ライト洋菓子店」と地元甲子園の洋菓子店のスイーツをそれぞれ楽しめる趣向となっている。
「高級社交場であった当時に思いをはせながら、ティータイムを楽しんでもらえれば」と担当の古林紘太郎さん。「イベント会場となる西ホールは、甲子園ホテル時代にバンケットルームとして使われていた場所。普段は公開していないので、この機会に足を運んでほしい」と参加を呼び掛ける。
開催時間は、11時~12時、13時~14時、15時~16時。定員は各回50人。参加費1,500円(要申し込み、応募多数の場合は抽選、締め切りは3月9日)。