阪急西宮北口駅周辺の飲食店4店が現在、兵庫県の生産者とコラボイベント「にしきた食楽フェス」を開催している。主催は「TSUMUGU食プロジェクト」。
「作り手を知り、食を楽しむ」をテーマに、生産者と消費者を顔の見える形でつなげることを目的とした同イベント。生産者を特集する情報誌と、その生産者の食材をセットにして届ける「食べる通信」の兵庫版「兵庫食べる通信」で紹介された食材を使い、参加各店の料理人が考案した期間限定のオリジナル料理を提供する。
料理は、「だんらん処 真」(西宮市甲風園、TEL 0798-65-5551)の「天然真鯛(まだい)のだし茶漬け」、「vale(ヴァレ)」(田代町、TEL 0798-65-9559)の「太刀魚と網干蓮根(れんこん)のアルボンティガス(肉団子)」と「播州(ばんしゅう)百日鶏のアサード(ソテー)マッシュルームとアーモンドのソース」、「ドゥ プレジール」(高松町、TEL 0798-65-2112)の「播州百日鶏とキノコのパイ包み」、「野菜ビストロ レギューム」(同、TEL 0798-65-3211)の「鱧(はも)とコンソメ トリュフ風味のカプチーノ仕立て」を各店がそれぞれ提供する。
野菜ビストロ レギュームを運営するファームアンドカンパニー社長で、兵庫食べる通信の編集長も務める光岡大介さんは「今後、西宮北口周辺の店舗にもっとイベントに参加してもらい、生産者とつながりたい、おいしい地元の食材をお客さまに伝えたい、という仲間を増やしていきたい。住みたい町として人気の西宮北口だが食でも満足してもらえるように頑張りたい」と意気込みを話す。
営業時間は各店により異なる。11月30日まで。