西宮神社(西宮市社家町)で7月15日、「全国梅酒まつり」が始まった。主催は一般社団法人梅酒研究会(東京都)。
「日本古来の梅酒文化を広く伝える」をコンセプトに全国の神社で開催する同イベント。これまでに浅草神社(東京都)、太宰府天満宮(福岡県)、常磐神社(茨城県)などで開いており、近畿では今回が初めてとなる。
本殿横に設けられた特設会場内では、「醸造アルコール梅酒」「本格焼酎梅酒」「ブランデー梅酒」「日本酒梅酒」「かんきつ系ブレンド梅酒」「ブレンド梅酒」「にごり梅酒」の7つのカテゴリに分けてブースを用意。来場者は1,300円で30分間、全国の蔵元から集めた梅酒151種類の試飲を楽しめる。
特設ブースでは「全国梅酒品評会2015」で金賞を受賞した7銘柄を使った企画を実施。日本バーテンダー協会神戸支部が考案した「梅酒カクテル」、唐揚げ、焼き豚、だし巻き卵などの料理と梅酒の「マリアージュセット」、エビスビールのカクテル「梅酒ビール」を各500円で提供する。
同会事務局長の石川誠さんは「北海道から沖縄まで、全国からいろいろな味の梅酒を集めた。かちわり氷も用意しているので、ひんやりと冷えた梅酒を試飲してお気に入りの味を見つけてほしい。即売会も行うので足を運んでいただければ」と呼び掛ける。
開催時間は10時~17時(最終日は16時まで)。入場無料。今月18日まで。