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西宮で「さくらFMウォーク」 番組を聞きながら地域の文化財巡る

FMウォークで八ツ松公園の鳴尾義民碑の解説を行う学芸員(過去開催の様子)

FMウォークで八ツ松公園の鳴尾義民碑の解説を行う学芸員(過去開催の様子)

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 西宮のコミュニティーFM局「西宮コミュニティ放送(通称「さくらFM」)」(西宮市池田町)が5月22日、特別番組「まちたびラヂヲ さくらFMウォーク」を生放送する。

学芸員が現地から文化財を解説

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 西宮市郷土資料館が毎年行っている街歩きイベント「文化財ウォーク」と、同局が毎週放送している番組「まちたびラヂヲ」のコラボ企画。

 当日は、ラジオを持参した参加者たちが放送を聞きながら文化財を訪ね歩く。スタジオではメインパーソナリティーの佐々木美穂さんと同館館長の合田茂伸さんがコースの解説を行い、参加者とリポーターは学芸員の案内で文化財スポットに立ち寄りながら目的地を目指す。

 昨年11月に鳴尾周辺、12月には甲山周辺の文化財を探訪。文化財の解説と放送の臨場感が評価され、第1回の放送が4月28日に京都で行われた「第18回 JCBA近畿コミュニティ放送賞」の「情報・教養番組部門」で最優秀賞を受賞した。

 3回目の今回は「津門周辺の文化財をめぐる」と題し、阪神今津駅を出発し、アサヒビール工場跡の遺跡発掘の様子や昌林寺の縁起、明星池の伝承、松原神社などに立ち寄りながら、最終目的地の阪神西宮駅を目指す。

 同館学芸員の俵谷和子さんは「これが文化財?と思うような場所も紹介するのでぜひ参加してほしい。ラジオで合田館長の名解説もお聞きいただければ」と呼び掛ける。

 開催時間は、9時30分=阪神今津駅集合、9時30分~12時30分ごろ。番組の放送時間は9時~12時30分。雨天中止。

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