西宮市が7月31日、浄水場や配水槽など市民の生活を支えている施設を写真で紹介するフェイスブックページ「無名の彫刻:西宮」を公開した。
市内のインフラ施設を紹介する同ページ。副題の「anonyme skulpturen(アノニーメ・スクルプトゥレン)」は「無名の彫刻」を意味するドイツ語で、清掃工場や浄水場、下水処理場、ポンプ場など、注目されにくい施設や設備を写真で紹介する。
「工場萌(も)え」「コンビナート夜景萌え」など近年人気を集めるサブカルチャー要素も取り込んだ内容となっている。同市の職員らが、被写体となる施設や設備をそれぞれの感性で切り取ってカメラに収めることで、単なる施設紹介にとどまらない芸術性の発信も目指すという。
同ページを閲覧した市内在住の田口笑美さんは「見て感じて楽しめるページだと感じた。より多くの施設を紹介してもらえれば」と期待を寄せる。