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「西宮から日本の農業を変えたい」甲南大生が優勝-学生ビジネスアイデアコンテスト

ビジネスアイデアを発表する最優秀賞受賞者の金子さん(左)

ビジネスアイデアを発表する最優秀賞受賞者の金子さん(左)

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 西宮神社会館(西宮市社家町)で11月19日、「にしのみや学生ビジネスアイデアコンテスト2013」が開催され、甲南大学の金子隆耶さんら5人のチームの「かっこいい農業」をテーマにしたビジネスアイデア「Rebirth Project(リバースプロジェクト)」が最優秀賞を受賞した。主催は西宮市。

1次審査を通過しアイデアの発表を行った学生と審査員

 同コンテストは、「大学のまち西宮」の特性を生かした産学官の取り組みとして、「西宮市の特性及び地域発展に寄与するもの」を対象事業アイデアに、昨年に引き続き開催。市内9大学、学生30チーム67人が応募し、1次審査を通過した10チーム22人が、それぞれのビジネスアイデアを発表した。

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 最優秀賞に選ばれた甲南大学マネジメント創造学部の5人は「これからの日本の農業を変えたい」と今年1月、学生団体「Agrista(アグリスタ)」を創設。1年間休学して市内の鷲林寺、京都の園部に農地を借り実際に農業に取り組んでいる。今回発表したビジネスアイデアは「西宮市の新ブランドとして、生産・製造・販売の全てが市内で完結する弁当を開発・販売し西宮から日本の農業を変える」という内容。地元の大学・企業・農家と連携し、耕作地放棄、農業従事者の高齢化、後継者問題などの解決を目指す。

チームの代表を務める同学部3回生の金子さんは「学生に農業を知ってもらうことが第一段階だと思っていたので、今回の受賞は自分たちの活動を知ってもらういい機会になった。かっこいい農業を追求しつつ、日本の農業を今このタイミングで変える必要性があると考えているので、ここで満足せず自分たちのいるこの西宮から一歩一歩活動を大きく広めていきたい。西宮の未来を農業で変えていきたい」と受賞の感想と今後の抱負を語った。

 審査員を務めた同市産業文化局局長の田村比佐雄さんは「優勝したチームは実践が伴っており、プレゼンテーションの熱意が伝わった。これからも学生の若く柔らかい感性で西宮のことを考えてどんどんアイデアを提案してほしい」とコンテストを振り返った。

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