西宮の廣田神社(西宮市大社町)で3月24日、「阪神タイガース隆盛必勝祈願祭」が行われ、選手と球団関係者らが必勝と球団の隆盛を祈願し優勝を誓った。
同神社は、日本書紀にも記録が残る兵庫県内随一の古社。「戦の神」として信仰を集め、古くは戦国武将の参拝も多数迎えてきたという。
同球団の参拝は、球団創設翌年の1936(昭和11)年に始まった恒例の行事。今年も和田豊監督以下選手らが姿を見せた。縦じまのユニホームに身を包んだ一行は、うちそろって本殿前に整列。神妙な面持ちで西井璋宮司から「必勝祈願札」を受け取った。
境内周辺には、駆け付けたファン500人余りの姿も。ファン歴40年という吹野千佳さん(大阪市在住)は「今年は阪神タイガース80周年の節目の年、30年ぶりの日本一になってほしい」と話していた。