阪急西宮北口駅前の百貨店「西宮阪急」（西宮市高松町、TEL 0798-62-1381）で12月10日、「冬の北海道物産展」が始まった。

初出品となるファームデザインズのスイーツ「牛サブレ」

　年3回開催する恒例イベント。1階催場とフードイベントプラザの2会場で北海道の25店が海鮮、スイーツ、干物、酒類などの特産品を用意する。

　今回はスイーツ部門で洋菓子を例年より数多くとりそろえる。一枚一枚図柄の違う「牛サブレ」（162円）のファームズデザイン（厚岸）、「堅焼きバウム」（1,728円）の小樽石蔵バウム（小樽）の2店が初出店となるほか、人気ブランドの小樽洋菓子舗ルタオ（小樽）の販売する「あずきドゥーブル」(2,268円）は西宮阪急初登場。冬にしか出店しない「めめ」（札幌）の「おやき」（173円）など和菓子も販売する。

　毎回人気を集める海鮮弁当は、北のあじ彩（札幌）の「海の幸弁当」と五稜郭 谷ふじ（函館）の「北海弁当」(各1,080円・各日限定50食)が同展限定商品として登場。常連店の北のあじ彩では「ボタン海老大漁丼」（2,160円）などの海鮮料理を会場内特設のイートインコーナーで味わうことができる。

　チラシを見て訪れたという市内在住の主婦・西田陽子さんは「北海道物産展は何度も来たことがあるがいつも海鮮弁当を買う。今回は数量限定品を買ったので昼食が楽しみ」と笑顔を見せていた。

　「北海道物産展は年に3回開催しているが、冬は一番入店客数が多く盛り上がる」と食品販売部催事担当マネジャーの岡崎博次さん。「第2会場のフードイベントプラザでは水産加工品が多く出店していて、北海道の雰囲気が味わえるのでこちらもぜひ楽しんでほしい」と来場を呼び掛ける。

　営業時間は10時～20時（最終日は17時終了）。12月16日まで。