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アートイベントを100年続けて平和の証に-新西宮ヨットハーバーで開催へ

クレーンにつられ上空から絵の具を入れたガラス瓶を落下させるパフォーマンス(過去準備の様子)

クレーンにつられ上空から絵の具を入れたガラス瓶を落下させるパフォーマンス(過去準備の様子)

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 新西宮ヨットハーバー(西宮市西宮浜4)で9月20日、故嶋本昭三の作品「100年続けるアート!平和の証制作ビン投げ!」のアートイベントが開催される。

100年アートの作品(西宮浜)

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 同施設内に設置されたコンクリート製のキャンバスの上に100年かけて描き続けるペイントアート。100年の間アートイベントが継続されるということはその間が平和だったということで、完成すれば「平和の証」になる。

 作品は嶋本昭三が「ノーベル平和賞候補」に推薦されたときから平和のパワーへの信念と理念を込め1999年から制作を始めた。クレーンにつられ上空から絵の具を入れたガラス瓶を落下させるパフォーマンスは話題となり、2004年の日産CMに起用された。

 昨年の没後は、同作品を主催した「アート・アンアイデンティファイド(AU)」が引き継ぎ、年2回定期的に制作が続けられている。

 広報担当の高田さんは「『100年続けるアート!』は平和だから続けられる芸術。毎回多くアーティストや一般の方々に制作者として携わっていただいている。イベントを通じて平和の意味を体感してもらえれば」と来場を呼び掛ける。

 開催時間は11時~15時、途中昼休憩を挟む。雨天の場合翌21日に順延。絵の具代として1瓶100円。要事前連絡(TEL 0798-64-5730)。

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