「メルカードむこがわ」（西宮市高須町、TEL 0798-43-1296）が7月7日、地元小学生が書いた願い事の短冊を七夕のササに飾り付け商店街内で展示した。

ササに飾り付けられた願い事

　七夕の日に、商店街の店舗全体と利用者との関係を深めるきっかけ作りとして、「メルカードむこがわの活性化」をテーマに地元武庫川女子大学の情報メディア学科と連携してスタートした同企画。今年も高須小学校や高須西小学校の全学年の生徒が短冊に書いた願い事を約60本のササに飾り付けた。

　願い事の中には「パイロットになれますように」「サッカー選手になれますように」と将来の夢を書いたものから「ダンスが上手になりますように」「プールで泳げるようになりますように」といった身近な目標や「家族とおじいちゃんとおばあちゃんがずっと元気にいますように」「世界のみんなが幸せになれますように」といった他人を思いやるような内容などバラエティーに富んだ願い事が集まった。

　「子どもたちの願い事を見ていると楽しくなる。今年も時間をかけてじっくり全部見てまわりたい」と話すのはメルカードむこがわ会の松井会長。「一度、子どもたちの願い事を集めて飾る喜びを知ったらもうやめられない。これからもずっと続けていきたい。書いてくれた願い事はむげに扱えないので、しっかり保管して来年高須小学校で行うどんと焼きで天に届けたい」と笑顔を見せる。

　展示は7月13日まで。