西宮に活動拠点を置く女子バレーボールチーム「JTマーヴェラス」のメンバーが6月8日、毎年恒例のバレーボール教室をJTマーヴェラス体育館(西宮市津門住江町)で市内の小学生を対象に行った。
1996年に活動拠点を西宮に移した同チーム。2010年から2011年にかけて開催された社会人バレーボール・Vリーグの1部リーグが参加する「2010/11V・プレミアリーグ」で創部以来初優勝。ロンドンオリンピックではチームから選手2人が出場した。昨年の「2013/14V・プレミアリーグ」では、12勝16敗(第7位)という結果に終わり、チャレンジリーグ降格し、今年の「2014/15シーズン」ではV・プレミアリーグへの昇格を目指す。
この日行われたのは、西宮市主催、日本たばこ産業の協力で2001年からスポーツの推進と地域のスポーツ振興と発展を目的に行われるている「西宮市小学生バレーボール教室」。今年で13回目を数え、市内のバレーボールチームに所属する小学生131人が午後の約3時間、プロの実技指導を受けた。練習終了後は、選手との記念撮影、サイン会も行われた。
技術指導をメーン担当した横江千秋選手は「バレーボール教室を通して自分たちが学ばせてもらうことが多かった。小学生の楽しんでいる姿を見て、楽しむことが一番なんだと、あらためて思った一日だった」と振り返る。
参加した市内の小学生、武中いぶきさんは「普段教えてもらえない、プロの選手に教えてもらえて楽しかったし、かっこよかった。今日習ったことをしっかり練習していきたい」と感想を話した。