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西宮「白鹿クラッシクス」が刷新 「木漏れ日のある酒蔵」のイメージに

「愛媛鯛と春野菜の木の芽のあんかけ」のディナーコース

「愛媛鯛と春野菜の木の芽のあんかけ」のディナーコース

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 辰馬本家酒造直営のショップ・レストラン「白鹿クラシックス(西宮市鞍掛町、TEL 0798-35-0001」が4月12日、リニューアルオープンする。

総面積は約620坪

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 2001年3月にオープンした同店。15周年を機に全面建て替えを行い、約1年の工期を経て装いを新たにする。総面積は約620坪。レストラン部分は約100坪で、席数はカウンター、個室、テーブルを合わせて133席。ショップ部分は約36坪。

 店舗設計・デザインを担当したのは森鴎外記念館の設計を手掛けた建築家の陶器二三雄さん。「繊細な『和の心』で今の時代の『旬』を楽しむ『日本酒のある空間』」をコンセプトに「木漏れ日の下での語らい、中庭へ吹き抜ける夏の涼風、冬枯れの雑木」など四季の移ろいを表現したという。

 レストランは「神戸三ッ輪亭」「宝塚ホテル」「アルカイックホテル」で修業した料理歴28年の川中康弘料理長が「花・日本酒・料理の融合」をテーマにメニューを一新。ディナーコースは「前菜」「季節のお造り」「吸い物」「揚げ物」「箸休め」「御飯物」「デザート」とメーン料理の8品。メーン料理は「四万十鶏とたけのこのすき焼き」(4,000円)「愛媛鯛と春野菜の木の芽のあんかけ」「茶美豚粕汁鍋」(以上4,500円)「黒毛和牛肉と太アスパラの石焼き」(5,200円)の4種類から選べる。

 ショップでは「蔵元ならではのお酒にまつわるアイテム」として「白鹿クラシックスしぼりたて原酒」、「白鹿クラシックス樽(たる)酒」(以上720ミリリットル、価格未定)などの限定酒やオリジナル酒器をとりそろえるほか、「酒かすカレー」(200グラム)「甘酒クリーミージェラード」(80ミリリットル)「酒粕(かす)ブリュレ」(グラム数未定)(以上価格未定)などの食品、奈良漬や酒かすなど日本酒にちなんだ食品を販売する。

 「この場所でしか、この時期にしか、蔵元直営でしか体験できない楽しみを提供したい」と同社の辰馬健仁社長。「3つの『しか』を通して『酒の町西宮』として記憶にとどめていただければ」とも。

 営業時間未定。火曜定休。レストランの予約は3月14日以降受け付ける。

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